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2015年 4月 12日 『大学で世界を広げること』

こんにちは、担任助手の浦野です。

今日は僕が通っている東京大学文科2類での勉強についてお話したいと思います。

 

東京大学のひとつの特徴は「進学振り分け」と呼ばれる制度にあります。

 

実は、東京大学の生徒が進学する学部(法学部、薬学部etc.)を決定する(=「進学振り分け」)のは3年生からです。初めの2年間は全員が教養学部という同じ学部に所属し、同じ授業の中からそれぞれが学びたいものを選択して履修します。ですから、文系の生徒が理系科目を勉強することもできますし、医学部を目指す生徒と文学部を目指す生徒が同じ教室で議論することもできます。

 

 たとえば、僕は昨年度「房総の森で生業を学ぶ」という授業を取りました。この授業では大学が千葉県に保有する森林に宿泊し、ドングリを調理して食べたり、自分で切った薪を使ってバーベキューをしたりしました。授業の最後には、グループでディスカッションをし(もちろん科類はばらばらです)、その結果をまとめて発表しました。

 

 異なる経験、異なる知識を持った学友たちと刺激し合うことで、自分の世界が広がります。全く関心のなかった分野の知識が、自分の興味ある分野の勉強に思いがけず役立つことがあります。好きなことも、そうでないことも貪欲に学んでいけると良いですね!

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