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2013年 8月 25日 予言の自己実現
こんにちは!担任助手の青木です。
今、西日本では大雨がすごいらしいですね。そして今日の東京は涼しいどころか肌寒いくらいです。体調管理をしっかりしていきましょう!
「君ってもしかしてA型?」
「そうだよ。なんでわかったの?」
「だって君、とても几帳面だからなぁ。」
これは、なんていうことのない日常の会話ですよね。血液型で性格を占うというのは科学的に根拠がないという主張がありますが、このように結果的に当たると、この「血液型性格診断」を二人とも信じることになります。
しかし、このA型の人は以前にも違う人から同じことを言われていて、自分はA型なんだと強く意識していたために自然とA型らしい行動をとっていたのかもしれません。
要するに、もともとのその人の性格と血液型が一致した場合さらにその傾向が強まり、反対に一致していなくてもその方向に自分の性格が変化していくということです。
以上のような現象を「予言の自己実現」といいます。わかりやすく言えば、予言をした者(もしくは予言を受け入れた者)がその予言を信じて、それに沿った行動をすることで、実際にその予言が実現してしまうということです。
このことは、漫画『ドラゴン桜』にも描かれていて、勉強嫌いの生徒に教師たちが「おまえたちの成績は必ず上がる」と言い続けたことで、「予言」された生徒たちはそれを信じ行動したことで、結果的に予言が実現されたのです。
ですから、言葉は非常に大切で、自らの成長や目標達成をサポートする力があるといえるのではないでしょうか。
是非、自分から目標を積極的に言うようにしましょう!