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2016年 10月 3日 切磋琢磨
こんにちは。本日も石原が担当させていただきます。
皆さんの身の回りには、お互いに切磋琢磨して高みを目指していけるような仲間やライバルはいますか?
受験期にはそういった仲間がいる環境で勉強することは、勉強のモチベーションを維持するうえでもとても大切です。そこで今回は、私の生徒で皆さんにいい刺激を与えられるような生徒を紹介したいと思います。
その生徒は夏が始まるまで受講のペースが良くなく、本人も勉強に対する熱意が冷めてしまっていました。
しかし夏休みが始まる直前に、なぜやる気が出ないのかを分析すると、自らにあまりに高い学習到達目標を課していたことと効率にこだわりすぎていたことが勉強にやる気が出ない原因だと分かりました。
もちろん、高い学習到達目標を持つことも、効率を追求することもどちらも大切なことです。しかし、その理想に捕らわれすぎて自分の日々の学習に対して、方法や考え方について迷いが生じてしまい、その結果受講が進んでいなかったのです。
そこで、とにかく今の自分を信じて、将来の結果を一旦無視して、今勉強することに集中して受講するようにしたところ迷いが消え、一気に受講が進みました。
そもそも、1コマ90分の授業はそんなに長いものではありません。そこに過度なまでに高いクオリティーの予習と復習をしていた為に受講が進んでいなかったと気付いたそうです。
おかげで、その生徒は夏休みの間に通期講座を3つ終わらせることができ、8月の第4回センター試験本番レベル模試では受験科目平均で8割を突破することに成功しました。
皆さんも、予復習に時間が取られて受講が進まず、その結果やる気が落ちていたりしませんか?この生徒を参考に自分の学習の仕方を、やる気が出る形になるよう考え直してみるのもよいでしょう。以上、石原が担当しました。