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2016年 10月 21日 合格体験記から学ぶ学習法

こんにちは。本日は石原が担当します。

 

みなさんは、合格体験記を読んだことがありますか?

 

東進をはじめ多くの塾や予備校また高校などで、受験で成功した先輩方の勉強法や時期ごとの成績を載せた合格体験記が発行されると思います。

 

これらの合格体験記は無数にあるので、そのなかから自分と同じ志望校に受かった先輩や共感できることを書いている先輩方の体験記から、これはいいと思う学習法や考え方を見つけ出し、真似をすることはいいことで是非実践していただきたいです。

 

今回は私が興味深い勉強法だなと感じたものをひとつ紹介したいと思います。

 

それは、授業中にメモを取らないという受講方法です。

 

もちろん、板書などは必要に応じて映像を止めて書き写しするのですが、それ以外に先生が授業中に言ったことなどをメモしないという斬新な受講方法です。

 

この生徒がこの学習法を取ったのは次のような理由があったからです。

 

まず、メモを取っているとその間、集中力が書くことに使われ貴重な話を聞き逃してしまうこと。かといってメモを取るたびにいちいち映像を止めていては受講時間が長くなり、結果的に最後の方は集中力が途切れて何も頭に入ってこなくなってしまうこと。

 

次に、メモを取ることはいいことだが、復習をしている時にそのメモにあまり目を通さないでいることが多く、要するにほとんどがそれほど大事でないメモであったり、もしくはメモしなくてもテキストに書いてあったり、すでに理解していることだったということ。

 

最後に、先述しましたがメモを取っていると受講のウェイトが大きくなり、受講に対するやる気が落ちてしまい、受講が進まず、本末転倒になってしまったこと。

 

これらの原因からこの生徒は基本板書以外のメモは取らないという姿勢で授業に臨むようにしたそうです。

 

その結果、メモしたいと思っても冷静にそのメモが必要か否かを迅速に判断することができ、結果的に本当に大事なことのみをメモするようになり、授業に対するやる気もアップし、早期の完全受講につながり、成績もよくなったそうです。

 

学習方法や受講方法は人それぞれですが、もし受講に対してやる気が出ずにいる人は、一度メモを取るのをやめて、極端な例えですが、まるで映画を見るかのように、先生の話を聞くことに集中するのもいいかもしれません。

 

以上、石原が担当しました。

 

 

 

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