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2015年 7月 26日 理系の実験ってどんな感じ?
こんにちは、担任助手の山下です。
大学での勉強ということで、今回は理系の皆様とは切っても切れない実験について話したいと思います。
高校でも理科の授業で実験をやる学校は多いかと思いますが、大学での実験で大きく変わるのが、実験毎にレポートが課されることでしょうか。
実験内容や頻度は学部によっても大きく違うので、参考程度にしてもらえればと思います。
私の学部(機械系)では、必修の実験が3年後期まで週1回、3時間程あります。
実験自体は鉄鋼材を引っ張って破断させたり、構造物の固有振動数を測定したりと楽しいものが多いのですが、真の敵はその後に待ち受けているレポートです。
実験毎に40ページ程のレポートを書きます。手書きで。
内容は実験目的から始まり、使用機材や実験状況、結果、そして考察といった流れになるのが一般的でしょうか。
特に考察では、なぜ結果と理論値に差が生じたのか、前提条件や仮説は適当だったのか、比較検討するならどういった条件を与えれば良いのか・・・と言ったことを定量的に述べなければいけません。
深く考えずに「誤差です」などと書こうものなら再提出(最悪の場合再実験)が待ち構えています。
4年次になると卒論実験がメインになり、レポート提出に追われること無く自分のやりたい実験ができるようになります。
もっとも結果が出ないと卒業に関わってくるので、また違った緊張がありますが・・・
このように理系泣かせの実験ですが、それを通して得るものも大きいなと実感しています。
課題を期日までに完成させる、論理的に考える、解決策が妥当かを検討する…そういったプロセスを身に付けることができるようになってきます。
社会に出ても役立つスキルだと考えていますので、ぜひ理系を目指す皆さんには積極的に実験に取り組んでもらいたいですね!
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