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2016年 9月 16日 私の一冊
こんにちは!あっという間に夏が終わり、秋らしい風も吹き始めていますね。他の先生に引き続き、今日は吉田からおすすめの本を紹介しますね!
住野よる著 「君の膵臓をたべたい」という小説を紹介します。
実写映画化も発表され、聞いたこと、読んだことのある人も多いと思います。
主人公の「僕」が病を患うクラスメイトの少女の日記を偶然拾ったことから始まる物語です。ストーリーに関しては私が説明するより、実際に読んで世界観を味わってほしいと思います。
私は本や映画などを見て感動しても泣いたことがなく、「何百万人が泣いた!」などの紹介文があると「私でも泣けるのか?!」という挑戦心から読みたくなります(笑)この本も多くの人が読み、涙したと聞いたため購入しました。はじめは王道のストーリーで、期待外れだったかと思って読み進めていましたが、特徴のある文章やくせのある登場人物に引き込まれ、最終章を読む頃には世界観に浸っていました。読み返したら感情移入して涙が止まりませんでした。
人の心を動かすことができるのはとても難しい事です。心が動いた瞬間や本は、その後に壁にぶつかった時に自分を支えてくれるものになるかもしれません。
ということで、今回は私が初めて本を読み泣いた本を紹介しました。皆さんも自分の心のよりどころとなるものを見つけて、毎日の頑張りの支えにしてみてくださいね!